効率的に本を読む-簡単に読解力、アウトプット力を向上できる!-
社会人になって、本を読むということの大切さに気付かされている。
なぜ読書をするのがいいかと言うと、
しっかりと本や文章を読む癖をつけることで"読解力"がつくから。
さらに、読解力がつくと"アウトプット"の力がめちゃくちゃ上がる!
下記は、ドラゴン桜で学んだことだけれど、
非常にためになったので要約して書き記す。
本、もっといえば、文章ってのは
主に3つの構造に分けられているとのこと。
その3つと言うのは、
・同等関係
→言い換え パターンは大きく分けて2つ
具体化・抽象化というもの。
例として、
具体化:雨だと思っていたけれど、晴れた。
外れたと思っていたけど、当たった。
抽象化:つまり、思いもやらぬラッキーが重なったというわけだ。
などのように、具体的に絵として頭で想像・表現できるのが具体化、想像・表現できない(またはしづらい)のが抽象化というわけ!
文章では、抽象的でわかりにくい文を具体化にしたり、具体的だけどまとまりがないバラバラしているものを抽象化したりする。
参考: 「偏差値20アップは当たり前!「本当の国語力」が驚くほど伸びる本」大和出版 福嶋隆史
・対比関係
→反対
例として、太郎の支出平均は¥10,000/日だ。給料日前に生活が苦しくなるのも無理はない。
これに対し、花子の支出平均は¥5,000/日だ。それに対して、太郎の支出平均は¥10,000/日だ。給料日前に生活が苦しくなるのも無理はない。
このように、対比を使って伝えたいこと(太郎の支出平均が高く、給料日前の生活が苦しいこと)をはっきりさせるのがこの「対比関係」というもの。
・因果関係
→原因と結果
この関係は主に2パターン
(原因から結果を表す)夜更かしをした。だから朝寝坊をした。
(結果から原因を表す)朝寝坊をした。なぜなら夜更かしをしたからだ。
というようなのが因果関係もの。後者は皆さんもよく使いますよね。
例えば、プレゼン時、面接時などなど。結論ファーストで!!なんて言われた方も多いかと思う。僕はこれがすごい苦手笑笑。(いつも話が長くなっちゃう。)
このように、本の構成は、同等関係、対比関係、因果関係で書かれていれば、論理的でわかりやすい文章と言える。
特に、名作と呼ばれている文章は構造設計が優れていて、だから普遍的で現代までも読み継がれているとのこと。
これを、本を読むという観点から見れば、
上記の同等関係、対比関係、因果関係を意識して読むことによって、
筆者が何を言いたいのか、書かれている文章が何を意味しているのかというのがわかってくる。そして、いうまでもないが、何を言いたいのかを自分の中で「言い換え」を行うことで、アウトプットがうまくいく。
さらには、アウトプットの中にもこの関係性を盛り込むことによって、
そのアウトプットを読んだ人の頭の中に残りやすい。
これを繰り返していけば、どんな長い文章を読んでも、簡潔に相手に伝えられたり、
自分自身の理解度の向上につながったりなどするのでは?!と思う。
このドラゴン桜の中でも、
全ての教科で求められている力は、「言い換える力」と述べられている。
「つまり」何?、「例えば」何?、「要するに」何?
何が言いたいのか?これを問い続けることが学問なのだと。
僕はドラゴン桜の主人公のように、東京大学を今から目指すわけではないけれど、
この文章を読み解く力をつけることで、伝えたいことがこのブログの読者に簡単に伝わったり、自分自身の理解度が上がったり、効率よく物事を覚えられることでもっと情報を頭に詰め込むことができるようになると思っているから、この方法を利用していく!
今日買った本
お金の大学、石井直方の筋肉の科学
このブログを書いてから読むのがすごく楽しみだ!!